ITシステム導入による
イベント運営の効率化プロジェクト

Sports manufacturer

スポーツメーカー様

業種:総合スポーツメーカー/グッズ、ウエアなどスポーツに関わる製品の製造、卸売、販売

概要

クライアント様は長年継続的に製品をお客様に試履、試着いただくイベントを、複数のスポーツ種目において、全国各地で実施されていました。

昨今では、オンラインショップの台頭により商品とのタッチポイントが減少する中、ユーザーエクスペリエンスを重要な戦略と位置付け、商品の体験機会を増やすことを考えておられました。

しかし試着イベントの回数を増やそうとすると、製品の入出庫から在庫管理・イベント予約管理等の業務に人員が割かれ、本来のコア業務に支障を来たすことが、クライアント様の各部門に共通の問題点であることが顕在化してきたので、詳細な内容をヒアリングさせていただき、改善提案の機会をいただくことになりました。

プロジェクトメンバー

問題解決ポイント

YRK&の視点

メーカー様本来の仕事とは何か?という疑問

大企業様や創業年数の古い企業様に多い問題の一つに、「組織が大きくなることで発生する『作業』による人的コスト(見えないコスト)」があります。今回は、これをシステム化することで極力少なくし、クライアント様に本来の営業活動・販促活動といったコア業務に時間をかけていただく為のサービスのご提案が実現。

商品接触機会である『体験』をより効率よく大切に

機能性が優れている商品を体感いただく「試着イベント」の安定運用を第一に考え、より効率的で効果的なシステムの在り方と、イベント使用後の製品一つ一つをチェックするスキームを構築し、サービス向上を目的とした運用をご提案。

チャレンジアクション

メンテナンスセンターを運営する弊社ならではの委託業務

弊社倉庫は、各種クライアント様のイベント活動の運営をサポートしてきた知見をもとに、一般的な物流倉庫システムで補えない人的リソース(使用する製品のメンテナンス、返却遅延の督促、管理等)を経験豊富なスタッフによりカバーし、安定したイベント運用を実施可能に。

メンテナンスピットセンターによる運用フロー図
メンテナンスピットセンターによる運用フロー図

目に見える成果・効果

システム化による作業コストの圧縮

元々の課題である肥大化する運用業務を圧縮。

使用製品の品質保全

メンテナンスフローの導入による品質の安定化が実現。

現状の取り組み・派生課題

導入したシステムを種目別イベントに応用できるように随時改修を進行中。

関連ソリューション

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