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HASHIMOTO KOTA
YRK& CDO 兼 DXコンサルティング事業統括
橋本 航太
2020年は多くの企業にとって転換期となりました。COVID-19によって大きなダメージを受けた企業による、ビジネスの在り方そのものや社員の働き方を考え直すDX(Digital Transformation)の動きはますます増えていくと予想されます。実際、今年から新たにDXを推進する部署やチームを立ち上げたという企業が目立ちます。
DXの領域についても、当初は「業務効率化」を目指した取り組みから始めている企業が多いですが、今後は「競争力強化」を目的にした取り組みが増えていくでしょう。つまり、商品やサービスの提供価値を上げていくことや、顧客接点を見直すことでビジネスモデルそのものを変革するためのDXです。
YRK&でも、この競争力強化につながる「攻めのDX」領域を中心としたご相談が増えています。
我々が「攻めのDX」をご支援する上で最も重視しているのは、徹底した顧客理解とそこで捉えた顧客のキモチやウゴキに合わせた顧客接点の設計です。エンドユーザーの顧客体験の品質が向上し、商品やサービスの提供価値が最大化されるためのDXです。
DXというと最新のテクノロジー(AI、IoT等)やデジタル手法自体が注目されがちですが、あくまで顧客理解や良質な顧客体験創出のためにテクノロジーの導入やデータ活用をしていく必要があります。
最近のトレンドであるサブスクリプションやD2Cについても、単に定額制の料金体系に変更したり、販売チャネルをオンライン化すればよいという表層の話ではありません。
商品・サービスを通じた良質な顧客体験を維持し続けることや、顧客の共感や支持、推奨を得られるブランド価値作りを目指すことなど、時代によって変化する顧客の意識や行動をベースに「顧客起点」でビジネスモデルを構築していくことがDXにおいて最も重要となります。
このように、DXの本質が「顧客起点」であるからこそ、我々のコンサルティング事業は強みを発揮します。弊社では、これまで数十年に渡り、徹底した顧客起点の目線と姿勢で数多くのブランディングやマーケティングのプロジェクトを手がけ、課題解決してきました。
DXのプロジェクトも基本は同じです。市場や顧客の変化を的確に捉え、商品・サービスの在り方や届け方を再構築すること。それを、実現させるための組織や体制、仕組みを再設計すること。
事業戦略やブランド戦略、マーケティング戦略をベースに、デジタル領域とアナログ領域の幅広い知識と手法を駆使することで、クライアントと共に最良の顧客体験を共創していけると自負しています。
また、DXプロジェクトを通じて新たなビジネスモデルを開発/再構築していくことをゴールとはしていません。
我々のクライアントを、これからも起こり続ける変化に合わせ顧客体験を進化させ続けられる企業に変革させることが、YRK&の真の役目だと考えています。
CEO/代表取締役 中許 将一
2008年 大手エンターテインメント事業会社から、「株式会社 YRK and(旧株式会社ヤラカス舘)」入社。伝統を温めながら新しき事業へ積極的に新事業推進、新カンパニー設立、海外進出など、社内外を含めた多くの変革に取り組み新しい領域に挑戦。2016年に代表取締役社長に就任。事業ピボットに即して、2018年に「株式会社YRK and」に社名を変更。現在「事業コンサルティングファーム」を事業ドメインとし、あらゆるソリューションを開発。リブランディング、SDGs導入、DX推進、D2C事業支援などのコンサルティングサービスから、オンライン展示会のITサービス「デジ展」なども開発し、ITサービス領域にも参入。2019年、グループ会社「株式会社BRING(旧株式会社アドパック)」代表取締役就任。遠隔接客サービス「バタラク」をローンチし、新領域の事業サポートも行います。
常務取締役 兼 東京支社長 深井 賢一
1989年4月 株式会社 YRK and入社。マーケティングプランナーとして、ヘルスケアメーカーのカテゴリーマネジメントやストアマーケティング、スーパー・ドラッグストアの売場開発などを得意とします。2001年 スーパー・ドラッグストアの店頭支援を行う「ストアマックス™」を立ち上げ。2004年 東京本部統括、2008年 執行役員東京支社長、2017年 YRK& TOKYO 代表 執行役員就任。TMOT プラットフォームカンパニー・UCIカンパニーなどを率い、現在、東阪事業戦略室にて活動中です。
上席執行役員 兼 CBO 戸田 成人
2008年株式会社 YRK and入社。広告会社にて大手飲科·食品メーカー、通信会社、アパレルメーカーなど、主にメーカーブランドのクリエイティブを担当。現在はYRK&コンサルティング事業統括本部 上席執行役員。ブランディングに特化したクリエイティブディレクターとして活動。2017年からスタートさせた「リブランドコンサルティング事業」を軸に、事業再生支援を行います。ブランドの磨き直しから、インナーブランディング、自社プラットフォームの活用や、ブランドグロースのBPO(ブランドの成長フェーズのアウトソーシング)導入までを一貫したプログラムに反映。組織コンサル領域までを行うCX支援や、ビジネスイノベーション支援も同時に行い、事業再生にコミットしたリブランディングを提供します。
執行役員 兼 大阪コンサルティング事業部長 上野 大輔
2003年 株式会社 YRK and入社。コンサルタント兼、ストラテジックプランナーとして活動。Re-BRANDコンサルティング事業など、様々な社内ベンチャー・自社サービスの立ち上げを牽引し、現在はリチャネル・コンサルティング事業も推進。コロナによって大きく変貌した市場に対し、Re-BRANDのメソッドを起点に、売り方・商流・顧客接点などこれまでのビジネスモデルのみに捉われず、各事業・ブランドの存在価値に適した新たな販売・D2Cモデルを導き出し成立までクライアント企業と伴走する、Re-Channelコンサルティングを提供しています。
YRK&TOKYO副代表 東京事業部長 ASHIst事業責任者 大西 文太
2009年YRK and入社。財務部・事業部を経て現職。経理・営業・マーケティング・チャネル戦略・ブランディング・事業設計・マネジメントを現場で学んできました。事業コンサルティング会社の一員として事業支援業務を行う傍ら、自身で社会課題解決型の事業設計~運営までを一貫して担いたいという夢をかなえるべく出張フットケアマッチングサービスASHIst(アシスト)を社内起業。独自の経験を活かして、事業設計~ブランディング~ブランドプロモーションまでを設計・実行しきることができます。特に、独自の文化を持つ企業・ブランドの価値を磨き、世の中に豊かな気付きを提供できる仕事をしたいと考えています。
アクティベーション事業部 事業統括責任者 杉浦 太一
1996年 株式会社 YRK and入社。事業部にてBtoB企業から、大手メーカーまで多岐に渡るクライアントを担当。以降、事業部課長に就任。2015年、BPOセンターの運営管理部門を「365事業部」として進化させ、企画・運営・開発・営業を統合した部門として新設。またメンテナンス/デリバリー拠点となる「八尾M.I.D.ベース」を事業統合した、アクティベーション事業統括責任者に就任。現在、データドリブンに対応する「A&D Dept.」を立ち上げるなど、さらなるサービス拡充を行っています。