COLUMN

コラム

, , 2021/04/19

#マス化するSNSをどう磨き直すか?

SNSマーケティングを「ファン共創型」で考える

SNSはマス化している!? 

最近、企業が発信するSNSの投稿内容を見ていて、“SNSのマス化”がどんどん進んでいるように感じたことはありませんか?

ユーザーは企業からの投稿を「広告」「宣伝」として、あるいは「ノイズ」として受け取っており、伝えたいコトが十分に届いていないケースが多くなってきたように思います。コミュニケーションの表現の仕方によっては、逆にブランドイメージを毀損してしまう恐れが出てきたということです。

今回のコラムでは、SNSマーケティングを、「エンゲージメントマーケティング」と捉えて活動をする際のヒントをお伝えしたいと思います。

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情報社会においてSNSをどう活用するか

インフルエンサーが#PR や #プロモーション とつけているポストには、裏側に企業の思惑やお金の匂いが見え隠れする気がして冷めてしまう、という印象を持たれる方も多いのではないでしょうか? 情報が溢れかえっている現代において、伝えたいメッセージを伝えたい相手に“きちんと”届けるのは非常に困難です。さらに、このコロナ禍において、企業には店頭などのリアルに頼らないコミュニケーションへのシフトが求められています。

メディア的な視点で見てみると、いまプライバシー保護の観点から、CookieやIDに頼らないCookieレス化が進んでいます。3rd party Cookieの利用が制限され、1st party データをいかに集め、活用するかがポイントになってきています。このような時代の中でいま再評価されているのが、ユーザーとの強いキズナ=エンゲージメントの構築です。企業とユーザー、あるいはユーザー間のつながりをより強いものにし、親密度を上げ、単なるユーザーをファン・愛用者へとレベルアップさせる。そんなエンゲージメントマーケティングに有効な手段の一つが、SNSです。

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企業がSNSを本格的に活用するようになって早20年ほどが経ちました。
日本でSNSという言葉が出始めたのは、2000年頃。はじめは聞きなれない言葉だったものの、「Twitter」が普及し、「Facebook」も一つの流行を作り、そして 「LINE」「Instagram」「TikTok」と、新しいSNSがどんどん出てきました。直近では音声SNS「Clubhouse」や使い捨てカメラ風の写真SNS「Dispo」など、招待制のものがブームを起こしそうな勢いです。

いまや、SNSを利用したプロモーションやマーケティング活動が当たり前になりました。

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SNSに対する各社担当者様の本音

弊社でも、SNS黎明期の時代から、クライアント様へSNSの活用をご提案してきました。我々がご提案する上で、当時から一貫して大切にしているのは「ファンとのコミュニケーションを密に取り、エンゲージメントを高めるための運用をしていく」ということです。

しかし、売上アップなど直接的な成果が見えにくいSNSだからこそ、投稿したコンテンツに対して「いいね!」をもらうことの“意味”や“価値”が、いまひとつ腑に落ちていないご担当者様も少なくありませんでした。

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SNSが企業やブランドに与える影響

SNSは、ただ情報を一方的に「伝える」だけでなくブランドの思想やストーリーに「共感」して「共有」できるものです。

「エンゲージメント」という、売上などとは違い直接目に見えない指標を追うことが、ロイヤリティの高い“濃いファン”をつくるのです。そうすることで、実際に商品やサービスの購入に至ってくれる可能性のある潜在的な顧客が育っていきます。

ご担当者様になかなか伝わりにくかった、SNSが企業やブランドに与える効果。これは、クライアント様と一緒にアカウントを育てていくうちに、ご理解いただけるようになったと思います。

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SNSでのリアルな「口コミ」「レビュー」

冒頭の話に戻りますが、リアルなつながりが希薄になっているいま、WEB上でのコミュニケーションが重要です。

情報過多の中で、生活者が信頼しているのは「口コミ」や「レビュー」です。商品購入時やサービス利用時等に、WEB上の口コミ情報を参考にする人は55.7%。女性10~30代では7割を超えます。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000871.000007815.html

いつの時代も、ポジティブ・ネガティブにかかわらず他人からのオススメや一言があるだけで、それがより近しい人からのものであればあるほど、人は背中を押されます。だからこそ、ブランドの「らしさ」をリアルに伝え、成長させるための手法として、SNSの力が再評価されているのです。

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ファン共創型マーケティングのすすめ

PUSH型からPULL型へ

私たちYRK&では、これまでのマス的に圧倒的なリーチ量でアプローチしていくPUSH型戦略ではなく、SNSをはじめオウンドメディア、インフルエンサー、アンバサダーなどあらゆる接点を総合的にプランニングした、ブランドへの「共感」や「高い熱量」を醸成していくPULL型戦略への転換を推奨しています。単に露出量を稼ぐのではなく、“すっぴん”のコンテンツを活用し、ブランドの思想との親和性や深度をなによりも重視したファン共創型マーケティングです。

リブランディング会社ならではの「ブランド成長支援」パッケージもご用意しておりますので、お気軽にお声がけください。

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株式会社 YRK and
エンゲージメント研究所
所長 / ソーシャルメディアデザイナー
多々野 恵介

株式会社 YRK and
エンゲージメント研究所
所長 / ソーシャルメディアデザイナー
多々野 恵介

2013年株式会社YRK and 入社(&OSAKA 在籍)。
小売業、食品メーカー、什器/備品メーカー(BtoB企業)など幅広い業界において、FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSを用い、コミュニケーションツールとしての効果的な活用法を提案。企業SNSのプランニングから運用代行、効果検証まで、トータルでプロデュース。
また、K.O.L.やL.O.L.などのインフルエンサーを活用した、ブランドとの親和性を重視したファン共創型のソーシャルメディアマーケティングを提供。生活者から得られるエンパシーをデータマイニングし、ユーザーのリアルな声を分析。施策の効果測定をアジャイルで行うことで、よりエンゲージメントの高い状態へと導きます。
その他、SNS/WEB領域におけるキャンペーンの企画設計/運用および広告運用を担当。