なぜ事業成長に、企業ブランディングは必要なのか? その答えに隠された「◯◯◯づくり」。

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「自社のありたい姿」 定めたのは良いけど、どう実現していく?

先日、某芸能事務所の名称変更が世間を騒がせている中、「企業のリブランディングを行う専門家」として、弊社にTV取材をいただきました。
弊社は、「社名変更ブランディング®」というコンサルティングサービスを数多く手掛けていることもあり、「社名変更 コンサルティング」などでGoogle検索いただくと、弊社が検索TOPに出てきます。TV局の方も、そんな経緯で弊社に巡り合っていただいたのでしょう。

それはさておき・・・、取材の際にお話をさせていただいたのが、「社名を変えることが目的なのではなく、『事業の次なるビジョンや方針を定め、メッセージを発信すること』が重要」ということでした。
事業の次なるビジョンや方針、つまり「自分たちのありたい姿」を定めること。
不確実性が増す世の中だからこそ、「自分たちが社会に何を提供し、どんなビジネスを行い、どのようにありたいのか」を定めることが、重要になってくるのは言うまでもありません。現に、自社の「MVVC(ミッション・ビジョン・バリュー・カルチャー)」を改めて定めたい、というご相談を、クライアントの経営層の方からいただくことが増えています。

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一方で、同じようにご相談をいただくことが多いのが、「ありたい姿は定めているが、どのように実現・実行していけばよいか」というお悩みです。

■定めた方針をどう具体化していくか・・・

■社員にどうすれば理解してもらえるか・・・

■評価制度とどう結び付ければよいか・・・

多くの経営層の方が、その方法について苦労されているようです。
確かに、やり方は一通りというわけではありませんし、弊社も、クライアントの状況や特徴、風土に応じて、プロジェクトの設計をチューニングしています。

価値の明確化(BRAND構築)だけでは認知・理解・浸透はできません。構築したブランド価値を浸透させ、共感してもらうため、進行形(ING)に向かわせることこそが重要であり、そのためのオペレーティブな領域に継続して取り組まなければなりません。これができて初めてBRANDING(BRAND+ING)が成功していると言えるのです。

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そのため、最近私は、このようにお伝えすることが多いです。

「社員の方に参加していただく、"場"をつくっちゃいませんか?」

「自らのありたい姿」の実現には、ノウハウより、きっかけとなる「場づくり」が重要

「ありたい姿の実現・実行」のために、最も重要なのは、社員の方々が、“自分ゴト化”できることです。
つまり、「社員一人ひとりが、自身の(自部門の)仕事に結び付けて考えることができるか?」ということが、ポイントとなります。しかし、単に「考えて!」と振り出しても、簡単に考えられるものでもないですし、前向きに取り組むことも難しいかと思います。
大事なのは、

①考える機会をつくること

②考えるだけでなく、“発信する”機会をつくること

③共感やフィードバックを受ける機会をつくること

これを、意図的に設定するのが「社員参加の“場”をつくりましょう!」ということなのです。
以前、とあるクライアントにおいて、「全社員参加ブレインキャンプ™(ワークショップ)」の設計〜ファシリテーションをさせていただきました。

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100名を超える社員様が参加されましたので、ワークショップというよりは、もはやイベントです。
この場では、自社のMVVCと自身の業務を紐づけることで、改めて「自社のありたい姿」を深く考える、というワークを行いました。また、そのうえで、MVVCに沿った「新規事業アイデア創出」ワークを実施しました。100名の社員が、5案ずつ、「自社のありたい姿を踏まえて(ここが肝です!)新規事業アイデアを考える」。これだけで、500の事業の種が生まれるわけです。そして、この機会を通じて、社員の方々は、より“自分ゴトとして”「自社と自分のありたい姿」を考える、そのきっかけを得られたのではないかと思います。

冷静過ぎる場は、無意味。アイデアを活きたものにする「熱量づくり」

弊社でも、期末に「MVB(Most Valuable Business)」というイベントを行っています。
社員が、自らが手掛けた仕事を発表し、みんなで「その年の最も価値あるビジネスを決めよう!」というのが主旨です。

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開始して数年になりますが、年々「YRK&の文化」として定着してきているのを感じます。
それは、

「クライアントの事業そのものを、もっと強く、もっと持続可能な形に進化させることで、サステナブルな社会の実現を目指す会社」

という自社のビジョンが、社員に共通認識として定着し、そのビジョンを実現するビジネスを実行しよう/評価しよう、という意識が醸成されてきているからだと思います。
「そういうイベント、ウチの社員には合わないのでは・・・」とお考えの経営層の方もいらっしゃるかも知れません。
わかります。かく言う私も、組織には染まりたがらないタイプの人間です(笑)。
ですが、こういう“場づくり”は、照れずに、早くやってみるに限る、と思うようになりました。「熱量を生み出したもの勝ち」です。発表し合って、共感が生まれる。そしてその場でスピーディに計画に落とし込む。Mtg中に必要な多数決が出れば、その場で瞬時に取ってしまう(スマホとグーグルフォームがあれば即決が可能です)。
いつもとは違う“場”を設定することで、いつも以上にイキイキとしたアイデアが、素早く、たくさん生み出される。そのことを通じて「自社のありたい姿」が自分ゴト化される。
「場をつくっちゃいましょう!」

と私が提案させていただく所以です。

間違いか?正解か?は重要ではない。まずは一歩を踏み出す「空気づくり」

以前、私がお届けしたコラムの中で、「成功するプロジェクトのカギ」として、

・経営層と関与者との意思統一

・プロジェクトメンバーの周囲を巻き込む熱意

が重要と書かせていただきました。
https://www.yrk.co.jp/media/column_chiba_projectmanager_220526/

今回のテーマの“場づくり”についても、同じことが言えると思います。
前述のクライアントの全社員参加ワークにおいても、主役は、若手社員を中心としたプロジェクトメンバーの方々でした。知恵を出し合い、熱量をもって周囲を巻き込み、真剣で、活発で、それでいて和気藹々とした場を、見事にプロデュースされていました。そしてそれは、経営者の方が、目的と意志をきちんと伝えた上で、実行をプロジェクトメンバーの方に権限移譲した、“信頼関係”がベースとなっていました。こういったことが建設的に進む「空気づくり」が非常に重要なのです。

もちろん、場をつくって終わり、ではありません。アイデアを出し合ったはいいけど、何も実現しない。これは最悪です。自社のありたい姿を実現していくことは、継続的な取り組みが必要であり、ある意味、終わりの無いものとも言えるかと思います。

だからこそ・・・
最初の一歩は、早く踏み出すべきではないでしょうか。
メンバーで知恵と熱量を出し合えば(そしてそれを経営者の方が後押しすれば)、「やってよかった!」と思える場が、きっと生み出せるはずです。そしてそこから、自社の未来に向けたアイデアの種が生まれてきたら・・・素晴らしいと思いませんか?

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株式会社YRK and
ブランドプロデュース Div.
プロデューサー
千葉大嗣
Writer

株式会社YRK and
ブランドプロデュース Div.
プロデューサー
千葉大嗣

1999年株式会社 YRK and入社(当時の社名は株式会社ヤラカス舘)。長年プロデューサーとして、クライアントの業績向上を目的とした、多岐に渡る業務に従事。その他に、イベントコンベンション運営、コンタクトセンター運営、受発注センター立ち上げ、財務部門等、様々な業務に携わった経験を活かし、幅広い視点でクライアントの課題発見~解決に取り組む。2020年、リブランディングを専門としたプロデューサーチーム「ブランドプロデュース事業部」を設立。クライアントとの共創型プロジェクト運営を推進する。