Corporate ReBranding
CLIENT:千房株式会社 様
業種:外食産業(お好み焼きレストランチェーン)
案件:企業ブランディング、MVV策定支援、組織設計、事業戦略の構想
「お好み焼き」を中心とした外食チェーンを国内外へ展開する千房株式会社。
創業から50年にわたり培ってきた伝統とブランドを次の世代へとつなぐため、ブランド価値を再定義。MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の開発から組織変革までを視野に入れた「More BRANDING PROJECT」を実施。
YRK&のケイパビリティをフルに活用し、Re-BRAND領域では、ブランド調査により現状を把握し、共創ワークショップを通じてブランドの強みとターゲットを明確化。独自の提供価値を特定し、それを軸にMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を再構築しました。
ING領域では、MVVを事業と組織に定着させる組織体制を整え、企業の一体感と持続的成長を支える組織基盤づくり、事業戦略の策定を支援しました。
創業からの想いや価値観を次世代につなげていくため、企業の「文化」「風土」「風習」「性格」といった本質的な特長を言語化し、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)へと昇華。創業の想いを仕組みとして組織に根づかせることで、持続的な変革、カルチャーの浸透を支援しました。
その中心には、ブレインキャンプ®︎を活用したワークショップ型の対話がありました。
現場の声を起点に、「これまで」と「これから」をつなぎながら、組織の未来像を共に描くプロセスを重ね、言葉と仕組みの両輪で、次世代へとつなぐブランド基盤を構築しました。
MVVの再構築後は、全従業員向けの発表会や新部署の設立を通じて理念の浸透を推進。部署横断型の推進チームの立ち上げや事業戦略の策定など、持続的な成長を支える仕組みの実装も支援しました。
働く人・文化・サービスのあり方を一体で捉え、企業の未来への転換点を共に設計したプロジェクトです。
創業60周年を迎える2033年に向けて、企業の“次の成長のかたち”を描く動きが加速しています。
その中核にあるのは、「お客様のご満足」「従業員の幸福」「会社の発展」という三本柱の実現。これらを具体的なビジョンへと落とし込むために、売上100億円・従業員1,000名という目標が掲げられています。
この目標達成に向けて、千房は事業構造の進化に挑戦。店舗体験の質を高める“Core Business”、店舗外での売上創出を狙う“Leverage Business”、現場発のアイデアを事業化する“Investment Business”の3領域で新たな価値創造を進めています。
これらの挑戦を支える土台として、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)の浸透と、それに連動した事業と組織変革を推進。ブランドの再構築だけでなく、「夢を持って働ける職場づくり」を目指し、未来に向けた着実な一歩を踏み出しています。
【YRK& STAFF】
・PARTNER:戸田 成人
・MANAGER:岡本 浩輝
・BRANDING STRATEGIST:木村 昌紘
・BRAND CREATIVE DIRECTOR:大西 イッセイ