時代とともに進化する「ブランディング」。

十数年前、ブランディングは広告宣伝やPRの延長上として扱われ、競合比較として差別化させるためのシンボル化程度に扱われてきました。バブル崩壊前に起こった「CIブーム」がそれに当たります。
コーポレートアイデンティティの具現化として社名や企業ロゴを一新させる企業が、当時一気に増える一方、見た目の統一性にばかりこだわり、インナーブランディングを怠った結果、企業価値を高めるという本質的な体質改善を果たせなかった企業も少なくありません。

そこから時代は大きく変わり、いま注目される「ブランディング」は、企業価値を高め、本質的な体質改善を実現し、事業そのものを加速させる秀逸な戦略へと進化しています。

生活者の暮らし方や生き方への価値観が変わりつつあるなかで、「商品への安心」「ライフスタイルへの共感」だけでなく、会社や事業のビジョン・価値観そのものが「信頼」に足るか問われるようになっています。また、そのビジョンや価値観が、顧客体験にも現われなければならない必要性があります。

つまり、「一貫性」のあるブランディングを行うことが重要となります。
リアルの場はもとより、デジタルコミュニケーションのあり方も、今まで以上に重要性を増しています。

今回のセミナーでは、ブランドコンサルティング事業をコアとする株式会社YRK andと、2016年で300周年を迎えた奈良の老舗企業である株式会社中川政七商店、そして中川政七商店で実践しているブランドコミュニケーションシステムSynergy!BCSを提供する株式会社MONJUの3社による共催セミナーを開催いたします。

第１部では、ブランディングにおいて重要な一貫性のつくり方、そしてブランド戦略の本当の役割をYRK andより解説させていただき、第２部では、ブランディングのためのDX戦略をはじめとする、今の時代のブランディングとの向き合い方、マーケティングの理想と現実、デジタルとアナログを融合したCRM施策など、中川政七商店の成功事例を交えながら語ります。

愛されるブランドの創り方を、具体的な事例を交えながらご紹介するセミナーです。
参加者には、すぐに業務に活用いただけるブランド体験を設計するカスタマージャーニーマップのフォーマットをプレゼントいたします。ぜひ、ご参加ください。