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【イベントレポート・後編】Brand Growth Meeting Chapter3・4『カクシン 田尻 氏、京樽 堀江氏が語る、新規ビジネスを作り出すために重要な、組織づくりとは?』

, 2023/10/06
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「組織づくりとブランディング」をテーマにしたリアルビジネスイベント『Brand Growth Meeting』が2023年8月29日(火)に開催されました。チャプター③では、カクシン 田尻氏より、「経営戦略の基礎となる、付加価値と差別化のつくり方」について、ご自身の体験談も合わせて詳しく解説いただきました。また、チャプター④では、京樽 堀江氏より、「京樽の事業変革を導く、社員のモチベーションが高まる仕組みづくり」について語っていただきました。

【イベント詳細ページはこちら】

https://www.yrk.co.jp/brand-growth-meeting-230829/

【各チャプターのアーカイブ配信はこちら】

https://www.yrk.co.jp/study-movie/

Chapter3(カクシン 田尻 望 氏)

■多くの企業が抱えている、最重要課題

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経営者であれば一度は聞いたこと、考えたことがある「付加価値戦略と、差別化戦略」。付加価値があることと、差別化を同時にお客様に伝えることが重要だと語る田尻氏。「売れていない会社や、売れないセールスマンは、共通してどちらかしかやっていない。『弊社商品のこの機能は、御社にこういう風に役に立ちます、しかもこの機能は弊社しかないんです』と、ここまでいって、初めてお客さんは商品を買ってくれる。私が見てきた会社様で、これを全員が完璧にできてる会社は、一社も無いと言っても過言じゃない。」とおっしゃられました。

■キーエンスから学ぶ「圧倒的優位性」

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田尻氏は、キーエンスの圧倒的な優位性の確率について、「価値に対する優位性、提供する価値の分野においてお客様以上に詳しくなれる。そして、自社が提供する価値と、提供先のお客様の成功事例をしっかり伝えていく。それができていくと圧倒的優勢につながります。この考え方を組織全体で実践できている事が、様々な数兆円企業が競合にいながらも、営業利益率は55.4%を叩き出すキーエンスの一つのポイント。」と語られました。


Chapter4(京樽 堀江 陽 ⽒)

■社員のモチベーションを高める秘訣

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堀江氏は、​​ご自身が京樽の代表に就任された際、これまでの会議よりもより社員の方々が本音を話しやすい場になるように、懇親会を開催されたそうです。「モチベーションを保っていく、あるいは上げていくには評価が大事。きちんと目標を立てて、達成できれば評価をする。年功序列的考え方は変えて、年齢ではなく、頑張った人、汗をかいた人が報われる評価が良い会社だと思う。」とおっしゃられました。

■京樽流会議の掟

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京樽には会議では、食べずにものを言うのはやめよう、昔やったけどこうだったと言うのはやめようという2つのルールがあると堀江氏は言います。
堀江氏は、「結局、食べ物の商品メニューは、生まれてくるのが早すぎたということがよくあるんですよ。5年、10年早かったなっていうのが結構あって、昔やったけどうまくいかなかったネタの中には宝物がある。なので、1対1のミーティングでは基本的に何でも言って良いよと言っています。話すネタは持ってきてねとだけ言っています。笑」と語っていただきました。

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今回のレポートでは、田尻と堀江氏に、強い組織をつくるための経営戦略やマネジメントについて語っていただきました。新規事業やブランディングのヒントとなるお話しが盛りだくさんの本編動画も今後公開予定でございます。乞うご期待くださいませ。

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