Corporate ReBranding
「Wクリニック」“ビジョンリーダー育成”と“自律型組織の基盤づくり”を目指す
企業ブランディング事例
医療法人涼葵会 様
CLIENT:医療法人涼葵会 様
業種:病院(美容皮膚科、美容外科、美容内科)
案件:コーポレートブランディング / PVA(パーパス・ビジョン・アクション)策定 / インナーブランディング / チームビルディング / ビジョン浸透パーティー / ビジョン浸透アクション策定 / 人事制度(人事ポリシー・主幹3制度)設計
大阪・福岡を中心に美容皮膚科、美容外科、婦人科、メンズクリニックなどを展開する医療法人涼葵会が運営する「Wクリニック」のコーポレートブランディングプロジェクト。
創業から10周年を迎え、100名以上の組織へと急成長を遂げられた関西を代表する美容クリニックである「Wクリニック」様は、急激な事業規模の拡大に伴う「変革の壁」ともいえる経営課題に直面されていました。
組織内におけるコミュニケーションや情報共有の複雑化だけでなく、クリニックの将来像について、経営層と現場の認識のズレが引き起こす従業員エンゲージメントやスタッフの定着率等の低下にお悩みでした。
そこでYRK&は、クリニックのさらなる飛躍に向けた「幹部陣の育成」と「ビジョナリー組織への変革」を目指し、ビジョン策定とそれを浸透・実現するための仕掛けと仕組み構築の二段階に分けたプロジェクトを伴走支援しました
Wクリニック各院から横断的に幹部/現場スタッフをプロジェクトメンバーとして招集し、ビジョン策定プロジェクトを実施。全5回のワークショップを通じて、クリニック本来の価値の再定義を行い、「パーパス・ビジョン・アクション(PVA)」の策定を実施。
経営陣へのヒアリングだけでなく、プロジェクトメンバーが自発的なアクションを起こせるプロジェクトを実施し、組織全体として共感・納得度の高いPVA策定が実現できました。
ビジョン浸透アクションは、プロジェクトメンバーが主体となり設計し、以下の3つを実施しました。
ビジョンへの理解・共感を促すビジョンムービーやクレドカードのリリース。各拠点において日常業務で継続的にビジョン実現のために実施する「ビジョン実現アクション」の共有が行われ、従業員のビジョンに対する理解・共感を深めることができ、その後の具体的な行動に繋げられる機会となりました。
ビジョン浸透パーティー後は、プロジェクトメンバーが中心となり、新たな組織体制の整備や、分科会(各院毎のビジョン実現アクション推進チーム)の立ち上げを行い、拠点毎で、継続的に「ビジョン実現アクション」を実行できる「自律型組織」の土台を構築しました。
ビジョン実現に向けて自走化する組織の基盤づくりとして、プロジェクトメンバーが主体となり、人事ポリシーと主幹3制度(等級・評価・報酬)の設計をしました。
これらの3つの施策により、ビジョン実現に向けて継続的なアクションが行われ、組織として成長し続けられる企業基盤を構築することができました。
【YRK& STAFF】
・CONSULTANT:津田 俊介
・JUNIOR CONSULTANT:阪口 日菜
・BRAND CREATIVE DIRECTOR:二宮 康朗
・BRANDING STRATEGIST:木村 昌紘