業種：原材料メーカー
概要
VUCAやwithコロナといわれる今の時代、生活者の食に対するニーズや価値観は多様化し、外資系企業の食品マーケットへの参入もあり、クライアント様を取り巻く環境は日々変化しています。
そうした中、新たな食品マーケットを創造・拡大することはますます困難になってきていました。
変化し続ける世の中に対応しながら、クライアント様が中長期的に成長し続けるために、メイン3事業と新規事業の合計5事業分について取り組むべき課題を明確にしたうえで、10年先を見据えた研究部門のロードマップを落とし込み、具体的な活動へと繋げる「部門横断型の事業戦略再構築プロジェクト」がスタートいたしました。
GOALまでの実施アプローチ
1次展開までの期間：5months
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１．
プロジェクトキックオフと
課題の棚卸しプロジェクト実施の背景や目的を共有。発展していくために解決しなければいけない課題（方向性が曖昧なことや組織・個人の課題）を棚卸しし、解決すべき課題を抽出。
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２．
５つの事業、各々の
強み・価値の明確化各部署の過去の象徴的な製品を振り返り、これまで世の中に提供してきた約1,000にも及ぶ価値や独自の技術を棚卸し。自分たちの強みを客観的な視点で分析。 -
３．
課題と価値の見える化ワークショップを通して見えてきた現状の「課題」と「強み・価値」を可視化。今後議論すべきテーマと議論の方法を弊社とクライアント様の幹部で議論し、最適なワークショップ方法を検討。 -
４．
ミッション・ビジョンの明確化各部署の役割と研究部門の進むべき方向性をプロジェクトメンバー全員で共有。その後、部署横断型ワークショップで、各部署の共通項を見つけ出し、クライアント様のミッション・ビジョンをバックキャスティング思考で明確化。 -
５．
各部署の方針策定（ミッション・ビジョン）と
優先順位の明確化ワークショップで明らかになった現状抱える「課題」の解決方法や、社会への貢献と会社の利益を考えたときに注力すべき研究テーマを議論し、自分たちが進むべき方向性（「果たすべき使命」と「ありたい姿」）を明確化。 -
６．
10年先を見据えた研究部門の
ロードマップの策定・アクションプランの検討本プロジェクトでのアウトプットを日々のアクションにつなげるために、5事業分について各リーダーの役割と責任を明確にし、具体的なアクションを検討。
コンサルティングメンバー
問題解決ポイント
YRK＆の視点
部門横断型の事業戦略再構築プロジェクト進行
客観的な視点を持つ当社によるファシリテートのもと、より具体的・本質的な活動へと繋げるためにクライアント様全体で納得感と責任感を創ることを何よりも重視。
プロジェクトメンバーへの、数多くの世の中事例の共有と共感
プロジェクトの冒頭に毎回、事業拡張の事例や新規事業の成功事例・失敗事例のシェアを実施。「妄想」を起点にしたビジョン・ドリブンを促進するために数多くの世の中事例を共有することで思考の幅を広げる重要性をご説明。
チャレンジアクション
部門横断型の事業戦略再構築を基にした「組織再編」
構築した戦略・アクションプランを実行するために現状の組織を再編。ワークショップという手法を用いたことによってプロジェクトメンバーで共有できていたボトルネックである「人員課題」をまずは「組織再編」というカタチで実施。
目に見える成果・効果
5事業部それぞれの方針策定（ミッション・ビジョン）
バックキャスティングの思考で行動テーマと具体的行動のプライオリティをプロットし長期的・中期的・短期的の3つのスパンでの戦略を策定。
「内発的動機づけ」が大切だという社員マインドの変化
受注生産型の業務から来る特有の閉塞感からバックキャスティング型で「果たすべき使命」と「ありたい姿」を前提においた仕事への取り組みができる体制へと変化を遂げている。
担当コンサルタント
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プロデューサー /
ブランディングストラテジスト石嶋 久稔
Brand Consulting Division
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ブランディングストラテジスト
角北 裕樹
ブランドクリエイティブユニット（BCU）
現状の取り組み・派生課題
都心部中心かつ一部の商品で展開したプロモーションを、引き続きエビデンスの実証と全国展開に向けたプロモーション活動のお手伝いをしております。また、販売員向けのガイドブックも制作しております。
