ブランドのポジションを変えた
トータル・リブランディング

Welfare equipment manufacturer

福祉用具総合メーカー様

業種:福祉用具総合メーカー

概要

当社の事業部担当が販促領域で取引をさせていただいていたクライアント様。普段から、横並びの福祉用具メーカーからの脱却を目指したいというニーズをお聞きしていました。

同時に世の中ごととして、少子高齢化や福祉介護部門への様々な企業の異分野参入、介護にまつわる法改正が進む中、業界で高いシェアを誇るクライアント様も、自社の今後の方針に悩みを抱えておられました。すでに上場が決まっており、経営方針の大きな変化をご決断され、そのひとつの柱としてブランド戦略を挙げられていました。

販促領域のお仕事を継続していきながら、何度かリブランディングにまつわる当社のメソッドや実績をご紹介させていただき、信頼関係を構築していきました。クライアント様社内の多部署にわたって経営や事業方針にまつわる情報を共有しつつ、ブランド戦略を一緒に進めていくパートナーとして当社を選んでいただき、クライアント様の1ブランドのリブランディング案件を受注しました。

しかし、具体的なステップを提案する中で、1ブランドではなく、会社全体のリブランディングが必要だと判断され、話はコーポレートリブランディングに拡張。リブランディングというソフトに価値を見出していただいたクライアント様にとってもはじめてのご経験でしたので、ゴールのイメージを納得いかれるまで共有しながら、案件がスタートしました。

コンサルティングメンバー

問題解決ポイント

YRK&の視点

コア価値決定のサポートを重視

新しい見え方を意識しながらも、長く続いたブランドが持つ“らしさ”を残したブランドのあり方を画策。クライアント様社内で機能するブランドを作るためにも、クライアント様自らが答えを出すプロセスを慎重にサポート。

コト意識を持ったブランドへポジションシフト

メーカーという枠を超え、暮らしやマインドを提供する会社のあり方を提案。新しい位置づけに合わせ、新しい取り組みや未来への可能性を感じさせるクリエイティブをデザイン。

チャレンジアクション

協働の姿勢で熱量の高い
リブランディングプロジェクト

リブランディングを行うことで生まれる社内外の新たな動きをアクティブパートナーとして共に汗をかきながら進行。些細な会話から見える課題意識やリアルタイムな情報を、部署間を横断しての綿密なコミュニケーションから抽出することで、各社員が持っていた潜在的な問題を掘り起こし、各フェーズのスピード感を維持しながら温度のあるリブランディングを行い、新しい循環を生み出した。

福祉用具メーカー_PC

目に見える成果・効果

ブランドを意識する社員が増加し、活気向上

社章や社用封筒などのステーショナリーを、新ロゴマークをモチーフにしたものに刷新。社員のブランド意識とモチベーションアップに起因。

ブランドの指針を確立

ブランドの基盤を構築したことで、価値がはっきりし投資家や他経営者に向けてのメッセージ性が強固に。社内においてもブランドの目的とポジションが明確になり、更には新たな課題も可視化され、スムーズに次のアクションにつながるよう変化。

担当コンサルタント
  • いな川 友彦

    アカウントエクゼクティブ

    いな川 友彦

    YRK事業部

  • 木村 昌紘

    チーフブランディングストラテジスト

    木村 昌紘

    コミュニケーションデザインユニット(CDU)

現状の取り組み・派生課題

経営層に一連のリブランディングの報告会を行う。定期的なブランドMTGを開催し、ブランドのクオリティ管理を行いながら、社内浸透を目指し継続して強いブランドの育成をサポート。次フェーズの目的である自活自走するブランドとなるべく、経営層だけでなく、現場も巻き込んだ取り組みを行う。

関連ソリューション

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