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役員紹介

TOP TALK

UENO DAISUKE

執行役員 兼 大阪コンサルティング事業部長

上野 大輔

「リブランディング」の力で、あらゆる事業を本気で変革する

来年2023年は明治維新から155年、戦後78年。これまで日本を支えてきた企業の多くが、70年、80年、100年の節目を迎えられています。一方で昨今、日本の企業力、そしてモノ作りの力が揺らいできています。かつて、Made in Japanは世界ナンバー1の品質を示すものでしたが、今はそのイメージが薄くなってきています。しかしながら、本当に日本の力は落ちてしまったのでしょうか?

我々のお客様には、確かなモノ作りやサービスを行っていらっしゃる企業様がたくさんいらっしゃいます。Made in Japanの底力はまだまだ揺るぎないと確信しています。ただ、モノそして情報が溢れるこの社会において、その商品・サービスの真の価値まで見定められる生活者は少なくなっています。見た目・テイスト・フォトジェニックかどうかで、商品に対する印象・注目度が大きく変わってしまう時代です。

また一方で、コロナ、ウクライナ情勢、原材料高騰、円安、少子化、超高齢化社会、社会保障の破綻、空き家の増加…など激震が続き、どれもこれまでのような連続経済成長を支えるポジティブな因子がありません。株式会社YRK andは、この127年の間に何度も何度もビジネスを変革し生き残ってきたと語り継がれています。そして我々のような中小企業はもちろんのこと、大企業においても、これまでの延長線での成長を描くのではなく、事業を、ブランドを、本気で変革させるタイミングに迫られているのだと思います。

上野大輔 TOPTALK

創業127年目の会社がご提供する『Re-BRAND Consulting』

様々な企業・事業・商品・サービスのリブランディングに伴走させていただく中、ブランド戦略の一番の価値は、「社員が変わること、そして発揮するパワーが変わること」にあると断言できます。ブランディングと聞くと、名前を変えたり、パッケージを変えたり、WEBサイトや伝えるメッセージを新しくしたりと、生活者・買い手・エンドユーザーに対して、見映えやコミュニケーションを進化させること、力を発揮することだと認知されていると思います。私もかつてはそうでした。しかし、事業や商品の提供価値、根幹の価値、存在意義を突き詰めていくことで、「いまなぜその事業が必要なのか」「なぜ存在する必要があるのか」「どんな豊かな社会や未来につながるものなのか」、ここまでしっかり深掘りしてブランドを磨いていくと、成果として見込めるのは、その事業を担う社員の意識の変革です。日本の企業の弱さは、お客様よりも社員の方が、その企業の事業のブランドの魅力を低く見ていることにあります。我々の商品には魅力的な価値がない、他社とあまり違いがない、すごい会社ではない。その視座で、企画・営業をしても、当然真の魅力を活かし伝えることはできません。

ブランディングをすることで、自分たちがモノを作って売っているのではなく、「こんな未来を創るために、この意義ある商品を多くの方に使っていただき、暮らしを豊かにし、日本を地球を変える」。そんな想いで企画や営業をしていただければ、必ずその熱意が相手を動かし、これまでになかった成果が、そして自信が生まれてきます。ブランド戦略には、アウターだけでなくインナーにも大きな動力を生み出し、事業を活性化させる、拡張させる力があるのです。我々株式会社YRK andは、この内にも外にも変化を生み出す、オリジナルのリブランディングメソッドで、適切なプログラムを策定する、共創型のコンサルティングをご提供いたします。

日本企業において「ブランド戦略」が常識になる時代を創る

2000年代、私が社会人となり入社した当時、株式会社YRK andは「マーケティング・エージェンシー」として事業を行っていました。マーケティングの力で日本の企業を事業を強くしようと商品開発から売場づくり、プロモーションなど様々な視点からサポートをしておりましたが、当時「マーケティング部」が存在する企業はごく限られた数しかありませんでした。マーケティングが分からないから助けて欲しい…、そんなお声を聞くことも多々ありました。しかし、今やマーケットインの考え方が日本に定着し、マーケティング機能がない企業はほとんどない状態といっていいと思います。

かつてマーケティングが必要になり、多くの企業が変容したのと同じように、いま日本の企業と事業に必要な、求められる動力はこの「ブランディング」です。日本のあらゆる企業にブランディング機能が行き渡る状態になるように、そして新たな形で日本企業が再び世界でその存在が光り輝くように、共創・伴走型のコンサルティングから次世代のブランド戦略マネジャーを育成するスクール活動まで、様々な活動を行って参ります。我々の事業の存在意義は、ここにあると考えています。

日本をもっと元気にするために、我々がやるべきこと。創業127年目の会社による『Re-BRAND Consulting』(リブランドコンサルティング)に、ぜひご期待ください。

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